2005年度稲門弁理士クラブ研修旅行会(台北)報告

2005年度稲門弁理士クラブ研修旅行会(台北)報告

日時:平成17年12月2日(金)~4日(日)
訪問先:台湾(台北及びその近郊)

今年度稲門弁理士クラブ研修旅行会は、総勢13名で台北を訪問しました。

初日の12月2日(金)は、現地到着後まず台湾知的財産局を訪れ、台湾國際専利法律事務所(TIPLO)の林珮玉先生と呉俊満先生に局内を案内して頂きながら、出願受付や審査室等を見学しました。

(写真提供:金原正道)

その後、台湾國際専利法律事務所のオフィスに移動し、所内の見学及び同事務所における業務内容の説明を受けました。
また、同事務所の先生方と台湾の知的財産権制度等に関するディスカッションを行いました。台湾と日本の特許権侵害における救済制度や特許・商標の出願制度の相違点等についての活発な質問応答がされ、非常に実のある意見交換でした。

(写真提供:飯塚義仁)

翌3日(土)は、日中、故宮博物院の見学や台北市内の散策に出掛けました。
あいにく故宮博物院は改装工事中だったため、平常時に比して展示点数が少なかったことが残念でしたが、それでも中国四千年の歴史を物語る貴重な展示物をじっくりと見ることができました。
同日夜は、前日に訪れた台湾國際専利法律事務所所長の林志剛先生の御招待を受け、一同で昌華大飯店の最上階レストランでの夕食会に参加しました。ここでは最高の広東料理を楽しみながら、台湾國際専利法律事務所の先生方とさらなる交流を深めることができ、とても楽しいひと時を過ごすことができました。

 

今回の研修旅行では、台湾の知的財産業務の現場を訪問し、現地の方々と意見交換をすることで、台湾の知的財産制度について見識を高めることができ、同国における知的財産手続を身近に感じることができました。
また、目覚しい勢いで発展する同国の現状を肌で体験する貴重な機会となり、さらには台湾料理の美味も堪能でき、楽しく有意義な研修旅行となりました。(文:貝塚亮平)

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